水のコラム
令和8年熊本地震を受けて|佐賀の皆さまへ、水まわりの確認と今後の備え【水道職人:プロ】

2026年7月28日、熊本県熊本地方を震源とする「令和8年熊本地震」が発生し、最大震度7を観測しました。
この地震で被害を受けられた皆さまに、まずは心よりお見舞い申し上げます。
佐賀県内でも、神埼市や白石町などで最大震度5弱を観測し、各地で被害が確認されました。
佐賀市東与賀町では、マンホールから水が噴き出すなど、水まわりのトラブルも起きている状況です。
強い揺れに驚き、その後も続く地震に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
まず優先していただきたいのは、ご自身とご家族の安全です。
そのうえで、佐賀県や各市町村、気象庁などが発表する最新の情報をご確認ください。
この記事では、安全が確認できたあとに行っていただきたい、ご家庭の水まわりの確認と、今後への備えについてお伝えします。
目次
まず何よりも身の安全を最優先に

水まわりに異変を感じても、確認はひとまず後回しでかまいません。
地震のあとは、ご自身とご家族の安全確保が最優先です。
強い揺れのあとや、地震活動が続いているあいだは、次のことを心がけてください。
- 頭を守り、倒れそうな家具や落下物から離れる
- 火を使っていた場合は、揺れが収まってから火を止める
- ガス臭がするときは火や電気のスイッチ、換気扇に触れず、窓や戸を開ける
- 出口を確保し、すぐに避難できるよう準備する
- テレビやスマートフォンで公的機関の情報を確認する
気象庁は、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度は最大震度7程度の地震に注意するよう呼びかけています。
特に発生から2〜3日程度は、強い揺れをもたらす地震が起こりやすい期間とされています。
水道やトイレ、給湯器といった水まわりの確認は、こうした安全がしっかり確保できてから行ってください。
あわてて確認しようとして、割れた食器やガラスでけがをしたり、不安定な場所で転んだりしては元も子もありません。
まずは落ち着いて、身の安全を第一に行動していただければと思います。
揺れが落ち着いたら確認したい水まわりのサイン

身の安全が確認できたら、家の水まわりに変わったところがないか、落ち着いて見てみましょう。
地震の揺れは、床下や壁の内側を通る水道管や排水管にも力が加わります。
今回、佐賀市内では道路のマンホールから水が噴き出す被害なども起きており、揺れが配管に与える影響は決して小さくありません。
まず、次のようなサインがないかを確かめてみてください。
- 蛇口から赤茶色い水や、濁った水が出てくる
- 蛇口を閉めているのに、水道メーターが回り続けている
- トイレを流すと、水の引きが悪い、または逆流する
- 床下や壁ぎわに、覚えのない水たまりやしみができている
- 壁や天井から、水がしみ出している
こうした症状は、配管のどこかが傷んでいる可能性を示すサインです。
とくに、蛇口を閉めているのにメーターが回っているときは、目に見えない場所での漏水が疑われます。
漏水を見つけたら、安全に操作できる場合に限り、元栓を閉めて水を止めておきましょう。
元栓が固くて動かない場合などは無理に操作しないようにしてください。
ただしこれも安全が第一。
周囲に危険がなく、元栓へ落ち着いて近づける場合に限って行ってください。
連絡先は、漏水している場所によっても異なります。
道路や水道メーターより道路側のエリアで漏れている場合は、お住まいの地域を管轄する水道事業者へ。
メーターより建物側の配管で漏れている場合は、水道修理の専門業者への相談を。
マンションやアパートの場合は、まず管理会社や大家さんに連絡してからその後の対応を仰ぐようにしてください。
断水や水質の情報は、佐賀県や各市町村の水道事業者の案内を確認し、それに従っていただくのが安心です。
なお佐賀県の防災・災害に関する情報は、県の公式サイトでまとめて確認できますので参考までに。
(参照:佐賀県 防災・危機管理情報)
地震活動が続く間の水まわりの注意点

熊本で最初の大きな揺れがあった28日以降、佐賀県内でも断続的に地震が観測されています。
気象庁も発生から1週間程度は、引き続き地震への注意を呼びかけています。
このような地震活動が続くあいだは、水まわりとの付き合い方にも、少し気を配っておきたいところ。
まず避けたいのが、ご自身で無理に修理すること。
軽い水漏れに見えても、不安定な姿勢での作業や、破損した場所への立ち入りは危険です。
漏水している場合は、安全に操作できる範囲で元栓を閉め、専門業者へ相談してください。
飲料水は、1人1日3リットルを目安に、最低3日分を備えておくことが推奨されています。
すでに備蓄している水の量や消費期限を念のため確認しておきましょう。
生活用水を確保する場合は飲料水と分けておき、自治体から節水の呼びかけが出ていないかなども確認してください。
トイレの使用にも、少し注意が必要です。
宅内の排水管や下水道の設備がその後の地震で傷むこともあるため、流したあとに水の引きがおかしいと感じたら、いったん使用を控えて携帯トイレなどで対応するのが無難です。
(参照:政府広報オンライン「災害に備えた家庭備蓄」)
地震のあとの水まわりでよくある疑問

地震活動が続くなか、水まわりについて判断に迷う場面も多いかと思います。
よくある疑問を、質問の形でまとめました。
Q1.揺れのあと、蛇口の水が濁っています。飲んでも大丈夫でしょうか
濁った水や赤茶色い水は、飲用や調理に使うのは控えてください。
地震の揺れで、配管の内側のサビや汚れが混じっている可能性があります。
しばらく流しても透明にならない場合は無理に使わず、備蓄しておいた水やペットボトルの水をお使いください。
Q2.水は出ますが、トイレを流して問題ないですか
蛇口から水が出ていても、すぐにトイレを流すのは慎重な対応が必要です。
その後の地震で下水道の設備や宅内の排水管が傷んでいる場合、流した水があふれたり逆流したりするおそれもあります。
とくに集合住宅の場合は、管理会社による確認が取れるまでは、携帯トイレや凝固剤での対応をおすすめします。
Q3.給湯器が動かなくなりました。どうすればいいですか
まず給湯器の本体や配管まわりに、破損や水漏れがないかを目で確かめてください。
ガスのにおいがする場合は、絶対に電源を入れず、ガスの元栓を閉めたうえでガス会社や専門業者に連絡を。
見た目に異常がなくても、揺れの影響で安全装置が働いて止まっていることがありますので、取扱説明書に沿って操作しても復旧しないときは、無理をせず専門業者にご相談ください。
落ち着いて、安全な範囲から確認しましょう
大きな揺れのあとは、目に見える被害がなくても、壁の内側や床下を通る配管に不具合が生じていることがあります。
すぐには症状が出ず、時間がたってから水漏れや排水不良が見つかるケースもあります。
水まわりの被害は、私たちの気づかないところで静かに進んでいることも少なくありません。
ただし、危険な場所へ入ってまで点検する必要はありません。
まずは身の安全を確保し、蛇口やトイレ、水道メーターなど、安全に確認できる場所から見ていきましょう。
水漏れや配管の異変が見つかった場合は、無理に修理せず、指定給水装置工事事業者へご相談ください。
排水管や下水の不具合については、お住まいの市町や管理会社、地域の排水設備指定工事店などに確認しましょう。
地震活動が続く落ち着かない日々ですが、佐賀の皆さまが一日も早く安心して過ごせる毎日を取り戻せますよう、心より願っています。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
監修者

マネージャー
髙城 俊介
《略歴》
水回りのトラブル対応を年間700件ほど行っている水回りトラブル解決のエキスパートです。
水回りの緊急メンテナンス業界で7年業務に従事し様々なトラブルの対応を行っており、お客様からの信頼厚く会社随一のリピート率を誇る。
佐賀県で水回りのトラブルにお困りまでしたらさが水道職人にお任せください。
佐賀のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「さが水道職人(佐賀水道職人)」
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