水のコラム

お風呂の蛇口詰まりで困った時の対処法

2021年08月28日浴室のトラブル

蛇口をひねっても水が出てこない時は給水設備の不備を疑う方が多いですが、実はさらに身近なところに原因がある場合も多いです。もちろん、給水栓を誤って締めてしまった・水道代の振り込みを忘れていて水が一時的に止められたといった原因で水が出ないこともあります。水回りに何の異常もない時は、そういった基本的なことも一応確認しておきましょう。

蛇口が原因で水が出ないという場合は、水道業者に修理してもらうことなく比較的短時間に問題解消できるケースも珍しくありません。蛇口が原因で水が出ないケースの交換・修理法や修理業者を呼ぶかどうか迷った際の見極めについても紹介します。

1 お風呂の蛇口が詰まる原因
2 蛇口自体は自力でも交換可能
3 お風呂で一般的に用いられる蛇口の種類
4 専門業者に修理してもらう選択肢
5 自力で直せない水道トラブルの相談はさが水道職人へ

お風呂の蛇口が詰まる原因

蛇口が詰まるということは決して多くありませんが、老朽化した蛇口ではサビなどによって水が詰まることがあります。蛇口や給水管にサビがあった場合、詰まりだけでなく金属っぽい臭いがしたり水の中にサビが混じったりすることもあるので注意しましょう。

最近の水道設備では、工事中の事故などで水道管が破裂し水質が汚染されるという事態に出くわすことは極めて稀です。しかし、もし水の様子が普段とおかしい・水質汚染の可能性があると感じた時は水道局もしくは集合住宅の管理会社・大家さんに連絡しましょう。

蛇口自体は自力でも交換可能

蛇口（水栓）自体は、実はホームセンターで販売されているので自分で購入することが可能です。近所に大きなホームセンターがないという場合、通販サイトからショッピングすればよりさまざまな水栓を選べるでしょう。蛇口交換の方法も、決して複雑ではありません。止水栓をしっかり閉めて水を止め、ナットやドライバーで交換作業を行うだけなので交換後のテストなどを含めても30分～1時間程度で完了します。

蛇口は長く使っていると、ハンドルやレバーの動きが鈍くなる・きちんと閉まらなくなるといったトラブルが起きることも珍しくありません。水が詰まる・水漏れするといったトラブルがない場合でも、不便を感じた際は交換することをおすすめします。

お風呂で一般的に用いられる蛇口の種類

家庭のお風呂で使われる蛇口（水栓）についてもご紹介します。2ハンドル混合水栓は、もっとも一般的で想像しやすい仕組みの水栓でしょう。水とお湯それぞれ別のハンドルから出てくる水栓で、温度調節はそれぞれの水流を調整することで行います。シングルレバー混合水栓は一つのレバーを操作するだけで水の温度を調整できるメリットがあり、最近はこのタイプを使っている家庭が多いです。

2ハンドル混合水栓を使っている家庭では、より使い勝手の良いシングルレバータイプも選択肢にしてはいかがでしょうか。もちろん、家庭の水道管としっかり接続できることが第一です。交換前に自宅の蛇口をチェックし、規格などを把握しておきましょう。

サーモスタット混合水栓というタイプもあります。先に紹介した2タイプよりも少し費用がかかりますが、温度を自動調整してくれるため非常に便利です。特にお風呂場では非常に便利なので、気に入った商品があれば検討してみることをおすすめします。

専門業者に修理してもらう選択肢

蛇口（水栓）の交換は、日常的にDIYをしている方ならそれほど難しいものではありません。しかし、一人暮らしの方など工具が手元にない・普段こうした作業をする機会がないという方も少なくないでしょう。

修理作業に不安のある方・工具などをすぐ用意できない方・自宅のお風呂場に合う水栓の規格などが不明な方などは業者に修理を依頼するのが安心・確実です。プロのスタッフが短時間で作業してくれますし、実は水栓の交換程度であれば費用もそれほどかかりません。

出張費・部品代をプラスしても1万円ほどで交換してくれることが多いので、作業効率や自分で部品を調達する費用などを考えると非常にコストパフォーマンスの良いサービスと言えます。夜間・休日対応可能な業者も多く、急なトラブルでも即日解決可能です。

修理業者に依頼するメリットとして、万が一蛇口以外が原因で水道トラブルがある場合でも速やかに対応してもらえることも挙げられます。水回りトラブルの原因が思わぬところにある場合もあるので、どんな修理作業にも対応できる技術力の高い業者を選んで連絡しましょう。水栓の交換などはいわゆる「何でも屋」などのスタッフでもできるのですが、作業の質や水回りトラブルの専門的な診断などを考えると水道修理専門に営んでいるところがおすすめです。