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水のコラム

水道のお湯が出ない!想定される原因と対応方法を解説

2023年01月27日 水回り


水は出るのに、お湯がなぜか出ない…こんな状況になった人もいるかもしれません。台所の蛇口箇所だけ、浴室のシャワーだけなど人によってシチュエーションはさまざまといえるでしょう。


そこで、今回は水は出るけれど、お湯が出ないというときの原因と対応方法について解説します。



水道からお湯が出ないときの原因と対処方法


お湯が出ないときは、いろいろな原因が想定されます。主な原因は以下の通りです。


・給湯器本体の不具合
家に取り付けている給湯器が壊れていると、カランを開いてもお湯が出ない場合があります。給湯器が水を温めることでお湯を出しているからです。


例をあげると、ガス給湯器は熱くなった給湯熱交換機に水を通すことでお湯を作り出します。給湯器本体の不具合でこのプロセスに何かしらの問題が起こるとお湯を作れなくなります。給湯器本体の不具合の対処方法は、以下の通りです。


給湯器の状態は、リモコンモニターに表示される誤作動コードでチェックできます。例をあげると、大手メーカー給湯器のケースでは、誤作動コード「13番」はCO2センサーの作動をさします。給湯器の空気フィルターを外し、水やソフトブラシで清掃する必要があります。


あるいは、誤作動コード「111番」は給湯器に点火不具合が生じていることを意味します。ガス栓に故障がなければ、何か問題が生じていると考えられます。専門業者に連絡して、修理対応が必要になります。


リモコンモニターに誤作動コードが表示されると、基本的に通知サウンドが鳴ります。ただし、リモコンが壊れていると、通知サウンドが鳴らない場合もあります。


お湯が出ないときは、通知サウンドの有無に関わらず、リモコンモニターをチェックして給湯器の状態を確認するようにしましょう。


・ガス元栓が閉まっている
理由があってガスの元栓が閉まっているケースもお湯が出なくなります。ガス給湯器は、お湯を沸かすためにガスに点火する必要があるからです。


元栓が閉まっている原因は場合により異なりますが、長期間外出する前に閉めていたことを忘れている、新居へ入居してからガスの元栓を一度も開けていないことが考えられます。


生活環境に変化があったときは、ガスの元栓が閉まっていることを意識した方がいいかもしれません。ガスの元栓が閉まっているときの対処方法は、以下の通りです。他に不具合がないケースでは、ガスの元栓を開けばお湯が出始めます。給湯器が正しく動くようになるからです。


ガスの元栓がある場所は、使用中のガスにより違ってきます。都市ガスの場合はメーター側や給湯器のガス管近く、プロパンガスはメーター側や給湯器のガス管近く、ボンベ側に設置されている場合がほとんどです。


ガスの元栓が閉まっているケースでは、これらある場所をチェックするとよいでしょう。


・ガスメーターが遮断されている
自分でガスの元栓を閉めた覚えなくても、ガスメーターのセーフティ装置が作動してガスの供給が止まる場合があります。


セーフティ装置は、比較的、新品のガスメーターに搭載されている場合がほとんどのようです。このケースもガスに点火できないので、お湯を供給できなくなります。


セーフティ装置は、大きな地震・ガス漏れ出し・ガス圧力の低下・規定時間以上の使用などで作動します。


セーフティ装置が作動すると、手動で作動解除しないとガスの供給は再スタートしません。ガスメーターが遮断されているときの対処方法は、以下の通りです。


セーフティ装置が作動すると、ガスメーターのモニターやランプに表示がでます。例をあげると、都市ガスのメーターの場合は、表示ランプが点滅します。


つまり、表示ランプが点滅しているときは、セーフティ装置によりガスの供給が停止されているのです。解除法は、使っているメーターで違ってきます。基本的な解除法は以下の通りです。


・外を含め全ガス機器の運転を停止する
・メーターに取り付けられている復帰ボタンの覆いを取り外す
・復帰ボタンを奥の方まで押し込み、表示ランプが点灯し始めたら元通りにする
・ランプが消滅するのを待つ
・ガス機器をチェックして使用再開する


以上の操作をしてもガスの供給が再スタートされず表示ランプが点滅する際は、ガス漏れが想定されます。一応、全ガス機器の運転が停止されていることをチェックしましょう。解除できないときや不安を感じるときは、ガス業者へ相談してみてください。


お湯が出ないときは水道管凍結の可能性も


水はいつも通り使えるが、お湯だけ出ない状況。冬期にこの状態になるとき、給湯配管の状態を調べましょう。もしかすると、配管が凍っているのかもしれません。


外部にある給湯管に接続された配管はむき出しの状態であり、いつも外気温にあたる状態です。地中に埋められた水道管と違い、凍りやすい環境がそろっているのです。水は出るけれどお湯は出ないときは、給湯器のこうした性質や立地に原因があります。


凍りつきやすいことを踏まえ、給湯器の配管にはスポンジ状をした防寒材料が巻きつけられていることがほとんどです。ただし、防寒材料には寿命があり、古くなった防寒材料を使いつづけるとその機能がなくなり、凍りつき防止の役目を果たさなくなります。


また、幾分暖かな地域では最初から防寒材料が設置されていない場合もあります。防寒材料が巻かれていないときは、ホームセンターやオンラインショップでも購入可能で、それを装着することで対応できます。


最も確実なのは、専門業者に依頼して巻きつけてもらう方法です。料金はかかりますが、失敗する危険もなく安心して冬シーズンを過ごせるでしょう。


凍結を防ぐ手段
冬の到来が予想できる時期は、あらかじめ予防対策をしておくのがいいでしょう。1番効果的な対策は、給湯管内の水を移動させることです。


常時水が流れている状態だと、凍りつきの不安はありません。そのために、給湯器のリモコンのスイッチを切って、お風呂のお湯のカランを開き、水がチョロリチョロリ出せる状態にします。


給湯器内の凍りつき防止暖房を動かす必要があるので、リモコンの電源は切ってもコンセントプラグは抜かないように注意してください。


お湯が出ないときに調べるところ


お湯が出ないときに調べるところについて、給湯器が原因の場合を例にして解説していきます。


・リモコンに誤作動表示が出ているか
ここに誤作動コードが表示されているケースでは、給湯器で何か問題があると考えられます。誤作動コードの内容と対処方法は、取扱説明書や製造メーカー公式サイトに掲載されています。


例をあげると、リンナイのガス給湯器で「110番」が表示されたときは点火不可を意味します。ガスの供給が正しいのであれば、本体の問題が考えられるので修理が必要になるかもしれません。


・元栓がきちんと開いているか
ガスの元栓が開いていることも調べておきたい点です。閉めたことを忘れてしまっている場合や、同居家族が外出前に閉めている場合があります。


・凍結が起きていないか
給湯器の凍結なども調べておく必要があります。凍結は給水バルブや給水配管・給湯配管といった箇所で起こります。給水バルブは、給水配管と給湯器の間に設置された元栓です。ここが凍りつくと、ハンドルを回せなくなります。


お湯だけ出ないときの修理を水道業者に依頼したケース


給湯器の不具合でお湯が出なくなり、修理や交換作業を専門業者に依頼する段階になったら、費用がどのくらいかかるのか心配になるかと思います。


修理の作業内容や取り替える製品の価格、工事作業の内容によって料金は変動しますが、各専門業者によってその料金帯も異なります。よく比較検討したうえで、工事を依頼しましょう。


まとめ


この記事では、水道のお湯が出ないときに想定される原因と対応方法を解説してきました。この症状になるには、さまざまな理由があることがわかっていただけたのではないでしょうか。


とりわけ、冬季に起こりうる「水道管凍結」によるアクシデントには気を配って予防しておきましょう。



監修者

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主任

髙城 俊介

《略歴》

水回りのトラブル対応を年間700件ほど行っている水回りトラブル解決のエキスパートです。
水回りの緊急メンテナンス業界で7年業務に従事し様々なトラブルの対応を行っており、お客様からの信頼厚く会社随一のリピート率を誇る。
佐賀県で水回りのトラブルにお困りまでしたらさが水道職人にお任せください。

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