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水のコラム

ディスポーザーは使いやすい?仕組みや便利な使い方を解説

2022年04月19日 キッチンのトラブル



「キッチンの三角コーナーが邪魔だな」と感じたことはありませんか。


そんな時ディスポーザーがあれば、キッチンシンクを有効活用できること間違いありません。しかし、使い勝手はどうなのでしょうか。この記事では、ディスポーザーの構造や使い方、注意点を紹介します。設置を考えている人は参考にして下さいね。



ディスポーザーってどんな構造?


ディスポーザーとは、シンク下に設置できる生ゴミ粉砕機のこと。ディスポーザーの内側にある粉砕刃が生ゴミを細かく粉砕するため、生ゴミをそのまま水で洗い流せるという便利なアイテムです。


キッチンシンク内に生ゴミを溜めることなく、いつでもキレイなキッチンを保てます。水を流しながら細かく砕くため、粉砕された生ゴミが水と一緒に流れていく構造になっています。「環境汚染していることになるのでは」と考える人もいるかもしれませんが、そうではありません。


ディスポーザーは、下水に流れる前に排水処理槽で汚れや不純物を取り除き、水をキレイにしてから排水する仕組みになっています。


そのため、ディスポーザーを使用することで環境への負担がかかることはありません。反対に焼却処理する方が、環境コストが高くなります。


後片付けが楽になるディスポーザーの使い方


後片付けが楽になるディスポーザーですが、使用前には使い方をしっかりチェックしておきましょう。ディスポーザーには2つの種類があります。


■連続投入方式

1つ目は、スイッチを押すことで処理機能が起動する「連続投入方式」です。このタイプのディスポーザーを使用する時は、まず水道水を出して下さい。水しぶきが少し上がる程度の水量が目安です。


次に、ディスポーザーのスイッチを入れて生ゴミを投入します。細かくゴミが砕かれていくのを見守り、15秒ほど運転してからスイッチを切って下さい。


最後に水を止めて完了です。


■パッチフィールド式

2つ目は、止水栓の蓋をスイッチとする「パッチフィールド式」です。このタイプを使用する際は、最初に生ゴミをディスポーザーの中に入れます。続いて、水しぶきが少し上がる程度の水道水を出して下さい。その後、蓋スイッチを所定位置に合わせ運転を開始します。粉砕が終わるのを待ち、15秒ほど運転した後に蓋スイッチを外し、スイッチを切って下さい。


最後に水を止めて完了となります。


水を出すタイミングに違いがあるので、注意して使用して下さい。


ディスポーザーを使う時に注意するポイント


ここで、ディスポーザーを使う際に気を付けたいポイントを紹介します。


■入れてはいけないものがある

ディスポーザーは生ゴミなら何でも入れていいというわけではありません。


たとえば、とうもろこしの皮やヒゲ・長ネギ・玉ねぎなどの繊維質のものは粉砕刃に絡まりやすいため注意して下さい。


サザエやあさり、牡蠣などの貝殻類やトウモロコシの芯など固いものもディスポーザーに入れるのを控えた方が賢明です。固すぎて粉砕できない恐れがあります。


また枝豆の皮など、同じ形状のものを大量に入れることでディスポーザーの不具合が起こることも。同じものを大量に入れることは控えて下さい。


さらに、油や熱湯を流すことも控えましょう。ディスポーザーの劣化原因につながってしまいます。このほかにも、誤って竹串やラップなどを入れることがないように注意して下さい。


■水を流して使用する

水を流さずに使用すると、動作不良やつまりの原因となります。

粉砕された生ゴミが配管で詰まってしまうと、除去が大変になります。


トラブルを避けるためにもディスポーザー使用時は必ず水道水を流すようにして下さい。

使用した後もすぐに水を止めないようにすれば、排水管詰まりを防げます。


■使用できない洗剤がある

塩素系の漂白剤は、ディスポーザーに付いている金属部分を腐食させる恐れがあります。


腐食が原因となって、亀裂や穴が入り、漏水することも。専用の洗剤の使用をおすすめします。


■投入するゴミの量に注意する

1度に大量の生ゴミを入れ込むのは避けて下さい。メーカーによって差がありますが、大体コンビニ弁当1個分を目安とすれば良いでしょう。


あまりに多すぎると、粉砕刃が回らず不具合を起こしてしまいます。


■途中で止めないこと

粉砕している途中で作業をストップしてしまうと、処理しきれなかった生ゴミをディスポーザー内に残してしまうことになります。


ディスポーザーの腐食や嫌な臭いの原因にもつながるため、必ず最後まで作業を続けて下さい。


ディスポーザーは後からつけられる?


「ディスポーザーを付けたい」という人もいるかもしれません。後から付けること自体は可能ですが、それにはいくつかの条件があります。


その1つが、自治体で設置が認められていることです。


自治体によっては、設置を認めていないところもあります。また、もとからディスポーザーがついていないマンションなどの賃貸物件の場合は、設置できない可能性が高いと考えられます。


賃貸物件でディスポーザーを取り付けるためには、「規約で設置が認められているかどうか」が関わってくるので、管理会社の許可を得る必要があるでしょう。


一戸建て住宅の場合でも、設置できないところがあるので自治体に確かめてみることをおすすめします。さらに、後付けする際には、シンク下にスペースを確保する必要があります。


設置場所が確保できない場合は、別途収納スペースの工事が発生することも。キッチンの状態によっては設置が難しいかもしれません。


さらに、排水処理システムも必要な条件です。これは、ディスポーザーで粉砕した生ゴミを含む排水を、排水処理装置で処理してから下水道に流すもので、浄化槽のような処理層になっています。


生ゴミを細かく砕いて下水に流す仕組みのディスポーザーは、そのまま流せば環境に悪影響を与えてしまいます。そのため、下水に流す前の段階で排水処理システムを設置し、生ゴミを下水に流して良い状態までキレイにろ過するのです。


このような排水処理システムは、新規設置すると約10〜50万円ほどかかります。加えて年間の維持費も必要です。このような排水処理システムが設置されている場所は、全国的に見るとあまりありません。そのため、「ディスポーザーを付けたい」と考えていても設置できないことが多いでしょう。


また、排水処理部分がない「単体ディスポーザー」もあります。しかし、これは粉砕したゴミをそのまま下水に流すので、環境に良いものではありません。


規制自体はありませんが、単体ディスポーザーを使用できない自治体は多くあるので購入する際には注意して下さい。住んでいる自治体がどんな規制をしているか、賃貸物件の規約はどうなっているかなど確かめてから、設置するようにして下さい。


まとめ


ディスポーザーは、生ゴミをそのまま水で洗い流せる便利なアイテムです。


使用する際には、水を流し続けることを忘れないようにして下さい。水を流さなければ、粉砕された生ゴミが配管で詰まってしまう恐れがあります。また、繊維質のものや固いものを入れることのないように注意して下さい。


非常に便利なディスポーザーですが、すべての家に取り付けられるわけではありません。後付けしたい場合は、自治体で設置が認められているかどうか、排水処理装置があるかをチェックしてみましょう。



監修者

監修者の写真

主任

髙城 俊介

《略歴》

水回りのトラブル対応を年間700件ほど行っている水回りトラブル解決のエキスパートです。
水回りの緊急メンテナンス業界で7年業務に従事し様々なトラブルの対応を行っており、お客様からの信頼厚く会社随一のリピート率を誇る。
佐賀県で水回りのトラブルにお困りまでしたらさが水道職人にお任せください。

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