水のコラム
水道代が高くなる原因は?見直すポイントを紹介!
水道代が高くなる原因は?見直すポイントを紹介!
水道は私たちの生活において毎日使用する欠かせないものです。
水道は使用量に応じて料金がかかりますが、いつもと同じ使い方をしているのにも関わらず水道代が急に高くなることがあります。
そんな時、誰もが疑問に感じてしまうでしょう。
そこで今回の記事では水道代が高くなる原因についてくわしく解説していきます。
あわせて水の使い方を見直すポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
水道代が高い原因
水道代が高い原因として挙げられるのは以下の3つです。
●水漏れが起きている
●水を使い過ぎている
●住んでいる地域の水道代が高い
それぞれの点について詳しく見ていきましょう。
水漏れが起きている
水道代が高くなる原因の1つ目は「水漏れ」です。
水道管の老朽化や水道管を繋いでいる部品の接続不良により水漏れが起こることがあります。
以下の場所を確認することにより、水漏れをしていないか自分でチェックすることが可能です。
・水道メーターのパイロット
水を使用していないのにも関わらず水道メーターのパイロットが回転している場合は、どこかで水漏れが起こっている可能性があります。
・配管近くの壁や地面
水漏れが起こっている場合、その近くの壁や地面が不自然に濡れていることがあります。
水を使い過ぎている
水道代が高くなる原因の2つ目は「水の使いすぎ」です。
毎日の生活において大量の水を使う場面はたくさんあります。
●洗車
●洗濯
●お風呂
●シャワー
●食器洗い
この中でも特に水を使うのはお風呂です。
毎日湯船にお湯を貯めたり、朝もシャワーを浴びたりしていると、一般的な家庭での水の使用量を超えてしまいます。
水道代を抑えたい場合は、水を出しっぱなしにするのを辞めたりお風呂の追い焚き機能を使ったりして節水を意識しましょう。
住んでいる地域の水道代が高い
水道代が高くなる原因の3つ目は「自分の住む地域の水道料金が高い」という点です。
各市区町村の水道局では、水道料金を独自に設定が可能です。
意外と知られていませんが、それぞれの市区町村での水道料金にはかなりの差があります。
差が大きい地域だと2倍近く変わることもあり、引越しをした先で急に水道料金が高くなり驚くこともあります。
水道料金の設定は、各市区町村が管轄する水道局のホームページなどで見ることができます。
お住まいの地域の水道料金が気になる際は調べてみるとよいでしょう。
水漏れが起きていた場合の確認箇所
水漏れは以下の箇所で多く発生します。
●トイレタンクや便器
●お風呂
●蛇口
●洗濯機
この項目では、それぞれの箇所の確認方法や水漏れの解消の仕方を説明しています。
1つずつ見ていきましょう。
トイレタンクや便器
トイレも水漏れがおこりやすい場所といわれています。
水漏れがしていないかは以下の点を確認しましょう。
●タンクに送水するパイプが濡れているか
●タンクの中から異音が聞こえてこないか
●便器周りの床が濡れていないか
便器の破損や掃除をしたあとに洗浄機能のフィルターがきちんと付けられていない場合は、水漏れが起こることがあります。
パイプ部分の場合は、ナットを締め直すことで水漏れを止められます。
お風呂の水漏れ
お風呂で水漏れが発生する場所は、主に蛇口(水栓)、シャワーホースです。
水漏れを疑う場合は、以下の部分を確認しましょう。
●パッキン部分
●ホースやパイプ部分
●ボルトやナット部分
蛇口や水栓は、給水管と直接つながっている場所のため、接続している部分が緩んでいると水漏れをすることがあります。
シャワーホースの場合は、繋ぎ目や途中の部分の破損が主な要因です。
気になる場所をタオルで拭いてみたり、巻きつけたりすることにより水漏れの有無を確認できます。
蛇口の水漏れ
キッチンの蛇口をきちんと締めたのにも関わらず、蛇口の周りが常に濡れることがあります。
その場合は、水漏れを疑った方が良いでしょう。
お風呂と同様、タオルで拭いてみたり巻きつけたりすることで、水漏れが発生しているか確かめることが可能です。
また、レバー式の蛇口ではパーツの繋ぎ目から水がじわじわとわかりやすく漏れてくる場合もあります。
シンクの下で水の滴る音が聞こえたり、シンク付近の床が濡れていたりすることもあります。
水漏れを疑う際はその場所も確認すると良いでしょう。
洗濯機の水漏れ
洗濯機周りも水漏れが発生しやすい場所の1つです。
洗濯機周りの水漏れを疑う場合は、以下の場所をチェックしましょう。
●蛇口
●集水ホース
●パッキン部分
●給水ホース本体
●給水ホースの継手
給水ホース継手のネジや集水ホースの繋ぎ目のネジが緩んでいたり、給水ホースが劣化したりしていると水漏れの原因となります。
水漏れが起こると、蛇口周りや給水ホース周辺が濡れてしまうため、その周辺を日頃からチェックしましょう。
接続部分は見た目ではわかりにくいため、洗濯機の説明書をよく読んで構造を確認しましょう。
水漏れの箇所が特定できなかった場合
これまでに解説した方法でも、水漏れが発生している場所が確認できないことがあります。
その場合は、天井や床下・壁の中の水道管で水漏れが発生しているかもしれません。
特に原因が見当たらないのにも関わらず水道メーターのパイロットが回っている場合は注意しましょう。
専門業者に水漏れの点検を依頼し、必要に応じて修理の手配を行いましょう。
また、賃貸物件にお住まいの方は修理の費用を誰が負担するかと言う問題があります。
専門業者に依頼をする前に管理会社やオーナーへ連絡をしましょう。
水道代が高くなった原因が分からない場合
●普段と同じ生活をしているのにも関わらず水道代が急に高くなる
●水漏れのチェックをしても問題の箇所が見当たらない
これらの場合に考えられるのは水道メーターの故障です。
水道メーターの管理は住んでいる地域の水道局が行っています。
水道局に問い合わせをし、点検の依頼をしましょう。
水道代を節約する方法
日頃から節水を心がけることで、水道代を節約できます。
この項目では、日常生活で行うことができるおすすめの節水方法について説明しています。
どれも簡単に行うことができるため、積極的に実践してみましょう。
お風呂で使用する水の節約
お風呂での節水に気をつけるポイントを見ていきましょう。
●シャワーの出しっぱなしを控える
●湯船に張るお湯を少なめに設定する
●湯船のお湯で体を洗い流す
●シャンプーや石鹸の使用を少なめにする
●残り湯を洗濯や掃除に使う
●節水機能がついたシャワーヘッドを使う
お風呂では大量の水を使う分、節水の効果を1番感じることができる場所といわれています。
また、節水方法もわかりやすく簡単にできるものが多いです。
お風呂で水を使いすぎていないか、普段の使い方を見直してみましょう。
洗面所やトイレで使用する水の節約
次に、洗面所やトイレでできる節水方法を見ていきましょう。
●洗顔や歯磨きの際はこまめに水を止める
●洗口時にはコップを使う
●トイレを流す際は「小」機能を使う
歯みがきや洗顔をする際、水を流したままにしておくとわずか1分の間で5リットルの水を使うと言われています。
トイレの「大」と「小」で使う水の量の差はおよそ2リットルから4リットル程度です。
どちらも使い方に気をつけることにより、節水の効果を大きく感じることができるでしょう。
また、古いトイレであるほど洗浄時に使う水の量が増えるため、家のリフォームや新築を行う際には節水型の便器を選ぶことをおすすめします。
洗濯で使用する水の節約
次に、洗濯の際の節水方法を見ていきましょう。
●洗濯物はまとめて洗う
●洗濯機の節水機能を使う
●節水型の洗濯機を使う
●お風呂の残り湯を使う
洗濯物をまとめて洗うときは、洗濯槽の8割を目安にするとよいでしょう。
洗濯機には「節水モード」や「エコモード」の機能が搭載されていることが多く、標準モードでの洗濯と比べ水の量を大幅に節約できます。
また、一般的には縦型よりドラム式の方が洗濯に使う水の量が遥かに少ないため、水道代が気になる場合はドラム式への買い替えを検討してみるのもおすすめです。
キッチンで使用する水の節約
次に、キッチンで洗い物をする際の節水方法を見ていきましょう。
●こまめに水を止めながら洗う
●洗剤の使用量を控える
●油汚れは一度拭き取ってから洗う
●つけおき洗いをする
食器洗いはキッチンで一番水を使う作業です。
あらかじめ油汚れを拭き取り、食器を洗い桶につけおきしておくことで洗う時間も短縮され、使う水の量も大幅に節約できます。
洗剤の量が増えるとより多くの水で洗い流す必要があるので気をつけましょう。
屋外で使用する水の節約
最後に、屋外で使う水を節約する方法を見ていきましょう。
屋外で水を使う作業は主に植物への水やりや洗車などで、いずれも大量の水を使います。
この場合、役に立つのが雨水です。
普段からバケツやタンクに雨水を貯めておくことで、水道水を使わずに作業ができます。
その際気をつける点は、雨水を貯めたままにしないということです。
雨水を放置しておくと藻や害虫が発生するおそれがあるため注意しましょう。
水道水を使用する際はホースで水を流しっぱなしにせず、バケツに汲んだ水を使うなどの工夫が節水に繋がります。
まとめ
今回この記事では以下のポイントについて解説をしました。
●水道代が高くなる原因
●水漏れが起きていた場合の確認箇所
●水道代を節約する方法
水道代が急に高くなる原因は、水漏れであることがほとんどです。
自分で解決できる場合もありますが、特に原因が特定できない場合には、水道局や専門業者の力を借りることをおすすめします。
また、水道の使い方を変えることで水道代を安く抑えることができます。
日頃から水を無駄に使いすぎていないか、一度節水について見直してみましょう。
監修者
主任
髙城 俊介
《略歴》
水回りのトラブル対応を年間700件ほど行っている水回りトラブル解決のエキスパートです。
水回りの緊急メンテナンス業界で7年業務に従事し様々なトラブルの対応を行っており、お客様からの信頼厚く会社随一のリピート率を誇る。
佐賀県で水回りのトラブルにお困りまでしたらさが水道職人にお任せください。
佐賀のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「さが水道職人(佐賀水道職人)」
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