水のコラム
水が出ない!そんなときに考えられる6つの原因と対処法を解説
家の蛇口から突然水が出なくなってしまったら業者へ連絡をしますが、その前に自分でできることを先にしておくことが大切です。
この記事では、水がでないトラブルで考えられる6つの原因や、自分でできる対処法などを紹介します。
水道の水が出ないときに確認すること
ここでは、水が出なくなってしまった場合に確認しておくことを紹介します。
賃貸なら大家か管理会社に連絡する
もし賃貸物件に住んでいるのであれば、まずは大家さんか管理会社に状況を説明することが重要です。専門の水道業者があったり、修理費の支払問題があったりするためです。賃貸では、いちばん先に連絡をして相談することが必須になります。
元栓が開いているかを調べる
点検などで元栓を開け忘れている場合もあります。このときは1箇所だけでなく、家全体の水が出ません。すべての水がでないときは、屋外にある元栓を確認しておくことが重要です。開いていなければ、元栓を開けることで解決できます。
断水していないかを確認
近隣の工事や災害で、断水していることもあります。工事などでは前もってお知らせや回覧板が回ってくるため、確認しておきましょう。また災害時の断水に関しては、ニュースや地域放送などを確認して復旧を待つしかありません。
水道局に連絡をする
水道局に確認していることもポイントです。地域で断水しているかを調べるためです。断水していなければ、状況を説明して適切な業者を紹介して貰える可能性もあります。原因が不明なときは水道局に連絡してみましょう。
水が出ない6つの主な原因とは?
ここからは水が出ないときの主な原因を紹介していきます。
断水
断水していて水がでないことがあります。工事や災害などで断水する場合は、各自治体で事前にお知らせをするのですが、回覧板や放送を見逃したり、聞きそびれていたりすることもあるのです。慌てずに断水していないか、自治体に問い合わせしてください。
受水槽やポンプの故障
賃貸住宅では、受水槽が設置されていることがあります。受水槽やポンプが故障していると水が出なくなってしまうのです。この場合は、個人での対応が難しいため大家さんか管理会社へ連絡して修理の手配をして貰いましょう。
水道料金の滞納
水道料金を滞納してしまうと、水が止められてしまいます。口座引き落としやクレジット払いの人は、あまりない問題でしょう。しかし、コンビニ払いにしている人はうっかり払い忘れることもあるのです。
水道管の凍結
寒い冬の時期には、水道管が凍結することも考えられます。寒さが厳しい地域の方はもちろん、比較的暖かい場所でも寒波の到来により凍結するケースもあるのです。凍ってしまう前に対処が必要になります。
水道管の劣化
水道管も消耗品です。長年使用していることで、経年劣化により破損したりヒビ割れを起こしたりすることもあります。水漏れしていると水が蛇口からでないという症状も考えられるのです。破損をしているところはないか、よく確認しておきましょう。
水道の利用開始手続きがされていない
引っ越しをしてすぐのときは、利用開始の手続きが済んでいない場合があります。速やかに手続きをおこないましょう。
水が出ないときの対処法
原因が特定できたら、次は対処を考えていきます。
断水の場合
自分の家だけでなくほかの家も水が出ないときには、断水を疑いましょう。各自治体に問い合わせをするか、水道局に断水しているかの確認を取ることが大切です。また解除される時間も聞いておくと安心でしょう。
受水槽やポンプの故障の場合
賃貸物件で受水槽やポンプの故障などが原因のときは、大家さんか管理会社に連絡をしてください。賃貸の共有場所であるため、自分で直す必要はありません。そのあとは水道会社へ工事手配をして貰い、工事が完了すれば水は使用できます。
水道料金の滞納していた場合
うっかり滞納してしまった場合は、支払を済ませましょう。支払用紙の納付期限が過ぎてしまっている場合は、各自治体の水道局へ直接出向くことで支払ができます。その際、停止されていることを伝えて停止解除を依頼してください。
水道管が凍結していた場合
冬場などに凍結してしまったときは、自然に溶けるのを待つかぬるま湯で水道管を暖めましょう。この際、熱湯をかけてしまうと破損してしまう可能性が高いため、必ずぬるま湯で対処してください。
水道管が劣化していた場合
水道管が破裂や劣化により破損している場合は、業者へ依頼してください。新品と交換することでトラブルは解消されます。
利用開始手続きがされていない場合
引っ越しをされてすぐ水が出ないときは、利用開始手続きが済んでいないことが考えられます。早急に水道局へ連絡をとり、開始手続きをおこなってください。手続きは、電話で済むことがほとんどです。
水が出ないときの連絡先は
水が出ないときのトラブルは状態によって連絡先が異なります。そのためここからは、状態別におすすめの連絡先をまとめてみました。
給水停止は水道局
水道料金の滞納や、引っ越し手続きが済んでいなかった場合の連絡先は、各自治体の水道局です。料金の支払や給水手続きなどをおこなってくれます。状況を担当者に話して対応してもらうことが解決に繋がります。
賃貸の場合は管理会社
賃貸物件に住んでいる方は、トラブルが生じたらとりあえず管理会社、または大家さんに連絡をしてください。提携を組んでいる業者があったり、契約書で管理会社が負担する部分だったりすることもあるのです。
水道管の劣化などは水道工事業者
水道管の劣化による破裂や破損で水が出なくなっているときは、水道工事会社に相談することがおすすめです。状況や応急処置の有無などを確認しておきましょう。連絡をしておけば、現地調査に来てもらえます。
工事をするときは近隣住民にも連絡する
現地調査で工事が必要になったときは、近隣住民にも声をかけておくことが大切です。騒音問題や工事車両の出入りなど、さまざまな苦情がくるかも知れません。声をかけておくことで、問題は解決されます。
慌てずに自分で確認してから連絡することがポイント!
水が出ないときは、どこかに慌てて連絡をしてしまいがちです。しかし一旦落ち着いて、状況を把握した上で連絡をとることが大切です。相手に状況がしっかりと伝わるかがポイントになります。冷静に対処してください。
まとめ
昨日までは水が出ていたのに急に出なくなってしまった、引っ越し先での水道が出ないなど、水が出ない状況はさまざまです。まずは原因を突き止めることから始めましょう。確認するべきポイントを覚えておくことも大切です。
原因が分かったら次におこなうのは、応急処置です。状態によって対策方法がちがいますので、記事を参考にしてください。対処や応急処置で直ってしまうことも考えられます。そのときは、少し様子をみましょう。
個人で対応できない場合には、業者や水道局に連絡することも重要です。賃貸物件に住んでいる方は、いちど管理会社にお伺いをたててみましょう。連絡する際は、落ち着いて状況を話すことがポイントです。
監修者
主任
髙城 俊介
《略歴》
水回りのトラブル対応を年間700件ほど行っている水回りトラブル解決のエキスパートです。
水回りの緊急メンテナンス業界で7年業務に従事し様々なトラブルの対応を行っており、お客様からの信頼厚く会社随一のリピート率を誇る。
佐賀県で水回りのトラブルにお困りまでしたらさが水道職人にお任せください。
佐賀のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「さが水道職人(佐賀水道職人)」
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