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水のコラム

トイレが詰まったかも?原因と対処法を解説

2026年07月30日 2026年08月18日 トイレ

トイレの水位が普段より高い、流したあとに水がゆっくり引く、便器から「ゴボゴボ」と音がするなどの変化は、詰まりの前兆かもしれません。放置して何度も洗浄してしまうと、汚水が便器から溢れやすくなってしまいます。

そこで、本記事では、トイレが詰まる原因、確認したい設備の状態、自身で試せる対処法、水道修理業者を選ぶポイントや予防策についてご紹介します。

トイレが詰まる主な原因

トイレが詰まる主な原因は、大量のトイレットペーパー、便器へ流せない固形物、洗浄水量の不足、排水管内に蓄積した汚れです。

原因によって適切な対処法が異なるため、直前に何を流したのかを思い出してみてください。以下では、トイレが詰まる主な原因について、順番に確認していきましょう。

大量のトイレットペーパーを一度に流した

トイレットペーパーは水にほぐれやすいものの、一度に大量に流すと便器内部の曲がりや排水管で停滞します。特に節水型の便器では洗浄水量が決まっているため、規定量を超えた紙をまとめて流してしまうと、水の力だけでは押し流せません。そのため、紙を多く使用した場合は、数回に分けて流してください。

もし、すでに水位が上がっている場合は、洗浄レバーを回さず、止水栓を閉めましょう。

固形物を落とした

スマートフォン、子どもの玩具、ボールペン、掃除用シート、生理用品、おむつなどは、水に溶けません。小さな物でも便器の奥に引っかかり、そこへトイレットペーパーや排泄物が絡むと、詰まりにつながります。そのため、便器には排泄物とトイレットペーパー以外の物を流さないのが基本です。

また、固形物を落とした直後は、水を流して押し込まないでください。手の届く位置に見える場合だけ、ゴム手袋を着用して慎重に除去します。もし、見えない位置へ入った場合は、便器の取り外しが必要になるケースもあるため、無理な作業は避けましょう。

洗浄レバーの使用方法が誤っている

洗浄レバーの「大」と「小」では流れる水量が異なります。特に、排泄物や多めのトイレットペーパーを「小」で流した場合は洗浄水量が不足し、便器や排水管の途中に残りやすくなります。

そのため、使用目的に合う方向へ洗浄レバーを操作してください。また、必要な洗浄方法や一度に流せる紙の量は機種によって異なるため、取扱説明書やメーカーの公式ホームページも確認すると安心です。

排水管内に汚れが蓄積している

長年使用しているトイレでは、排水管の内側に尿石や汚れが付着し、水の通り道が狭くなるケースがあります。流せるタイプの掃除用シートを繰り返し多量に流したり、トイレットペーパーが途中に残ったりすると、汚れへ絡みついて詰まりが悪化するケースもあるでしょう。特に、何度解消しても短期間で再発する場合や、ほかの排水設備からも異音がする場合は、便器より奥の排水管に原因があると考えられます。

もし、自身の作業で改善しない場合は、水道修理業者へ依頼してみてください。

トイレの詰まりが疑われる場合に確認すべきこと

洗浄水が少ない、レバーを回しても水が流れないなどの症状は、便器の詰まりだけでなく、断水やタンク内部の不具合でも起こります。そのため、便器へ追加の水を流す前に、給水とタンクの状態を順番に確認しましょう。

以下では、トイレの詰まりが疑われる場面で確認すべき箇所を見ていきます。

家全体が断水していないか

台所や洗面所の蛇口を開き、家全体で水が出るか確認してみてください。もし、すべての場所で水が出ない場合は、地域の断水、建物の給水設備の不具合、元栓の閉止が考えられます。

また、集合住宅では管理会社や大家から断水のお知らせが来ていないかも確かめます。断水中にタンクの水を一度流すと再給水されないため、復旧するまで洗浄を控えてください。

止水栓が開いているか

トイレの止水栓が閉まっていると、洗浄したあとにタンクへ水が補給されません。マイナスドライバー式やハンドル式の止水栓を確認し、閉まっている場合は反時計回りに少しずつ開きます。急に全開へすると給水音が大きくなったり、接続部の水漏れに気づきにくくなったりします。

もし、止水栓が固着して動かない場合は、工具で無理に回さず、水道修理業者へ相談してみてください。

浮き玉や鎖に不具合がないか

浮き玉はタンク内の水位に合わせて上下し、給水の開始と停止に関わる部品です。また、ほかの部品に引っかかっている、アームから外れている、破損して沈んでいるなどの状態では、適切に給水されません。

さらに、洗浄レバーとフロートバルブをつなぐ鎖が外れたり切れたりしていると、レバーを回しても排水口が開かないため、水が流れません。蓋を開ける前に取扱説明書を確認し、手洗い管の接続部を無理に引っ張らないでください。

洗浄レバーが壊れていないか

洗浄レバーが空回りする、手を離してももとの位置へ戻らない、普段より軽いなどの状態では、軸や固定部品の破損が考えられます。レバーが動いても鎖へ力が伝わらなければ、タンク内の水は便器へ流れません。そのため、外側の状態だけ判断せず、止水してから内部も確認すると安心です。

もし、部品が折れている場合や適合品がわからない場合は、自身で無理に取り替えないでください。

フロートバルブに異常がないか

フロートバルブは、タンク底部の排水口を開閉する部品です。また、鎖が絡んで持ち上がらないと水が流れず、ずれたまま戻らないと便器内へ水が流れつづけます。

特に、ゴムに変形やひびが見られる場合は、劣化が考えられるでしょう。交換する際は、タンクの品番に適合する部品が必要になるため、メーカーの公式ホームページで確認してみてください。

トイレタンク内の部品が劣化していないか

ボールタップ、浮き玉、フロートバルブ、鎖などが劣化すると、タンク内の水量が不足し、洗浄力が低下する原因になります。特に、便器内の水位が上がっていないにもかかわらず流れが弱い場合は、タンクのウォーターラインまで水が溜まっているか確認してみてください。なお、トイレタンクには内蓋があり、機種によって取り外せるものと取り外せないものがあります。

もし、開け方がわからない場合や、メーカーが利用者による開閉を認めていない機種では、分解を避けましょう。

トイレの詰まりを自身で解消する方法

トイレの詰まりに自身で対処できるのは、トイレットペーパーや排泄物による軽い詰まりに限ります。固形物を落とした、便器にひびがある、汚水が床へ溢れているなどの症状では作業を控えてください。

ここでは、トイレの詰まりを自身で解消する方法を確認していきます。

ラバーカップ(スッポン)を使用する

ラバーカップ(スッポン)は、便器の排水口へ圧力を加えて詰まりにアプローチする道具です。以下が、詳しい作業手順です。

  • 手順① 便器と床をビニールシートで保護し、排水口へラバーカップを密着させます。
  • 手順② ゴム部分が水に浸かるよう水量を調整してください。
  • 手順③ ラバーカップを静かに押し付け、勢いよく手前へ引きます。
  • 手順④ 排水が引き込まれるまで数回繰り返してください。
  • 手順⑤ 原因が出てきたらゴム手袋で回収し、少量の水をゆっくり注いで流れを確認します。

また、解消直後に洗浄レバーを回すと、汚水が溢れる場合があります。そのため、バケツから少量ずつ水を注ぎ、水が引くことを確認してから通常どおり洗浄してください。

関連記事:ラバーカップを正しく使ってトイレの詰まりを解消しよう

真空式パイプクリーナーを使用する

真空式パイプクリーナーは、ハンドルを動かして強い吸引力と圧力を加える道具です。ラバーカップより密着させやすい製品もありますが、固形物を奥へ押し込むおそれがあるため、原因がトイレットペーパーや排泄物であると判断できる場合に限ります。

以下が、詳しい作業手順です。

  • 手順① 便器の水位を調整し、先端のカップを排水口へ密着させます。
  • 手順② ハンドルを押し込んだ状態で本体を固定してください。
  • 手順③ ハンドルを手前へ引き、詰まりを吸い上げます。
  • 手順④ 数回試しても変化がなければ作業を中止してください。

ただし、製品によって操作方法が異なるため、説明書に従ってください。

重曹とクエン酸を使用する

重曹とクエン酸を使用する方法は、水にほぐれかけたトイレットペーパーや軽い汚れによる詰まりを落とすのに効果的な方法です。

ただし、固形物や排水管の奥にある頑固な詰まりには効きません。以下が、詳しい作業手順です。

  • 手順① 便器内の水位が高い場合は、作業できる高さまで水を汲みます。
  • 手順② 排水口付近へ重曹を入れ、その半分程度を目安にクエン酸を加えてください。
  • 手順③ 少量の水を加え、重曹とクエン酸を反応させます。
  • 手順④ 泡が立ったらしばらく置き、少量の水を注いで流れを確認してください。

注意点として、塩素系洗剤を使用した直後はクエン酸を加えず、異なる洗剤を混ぜないでください。

ワイヤーブラシ(ワイヤー式パイプクリーナー)を使用する

ワイヤーブラシ(ワイヤー式パイプクリーナー)は、柔軟なワイヤーを便器の排水経路へ入れ、詰まりを解消する道具です。まず、トイレへ使用できる製品か、説明書で確認してから作業します。また、ワイヤーは少しずつ進め、強い抵抗を感じたら無理に押し込まないでください。

また、強く回転させると便器の表面や排水管を傷つけたり、ワイヤーが抜けなくなるおそれがあります。そのため、原因がわからないまま、無理に作業するのは控えましょう。

40~50℃のぬるま湯を流す

トイレットペーパーや排泄物による軽い詰まりには、40~50℃のお湯で紙を浮かして、落とすという方法があります。以下で詳しい作業手順を見ていきましょう。

  • 手順① 便器内の水を汲み、水位を下げます。
  • 手順② 40~50℃のお湯を排水口付近へゆっくり注いでください。
  • 手順③ しばらく置き、少量の水を注いで流れを確かめます。

ただし、熱湯は陶器の急激な温度変化を招き、ひびや破損につながるおそれがあるため、使用しないでください。また、固形物、尿石、排水管の破損が原因の場合には改善しないため、その場合は、水道修理業者へ相談しましょう。

関連記事:トイレの詰まりは自力で直せる!ラップが意外な活躍アイテム

トイレの詰まりの解消を水道修理業者に依頼したほうがよいケース

固形物を落とした、便器から汚水が溢れそう、何度も詰まりを繰り返す、複数の排水設備で異音や逆流があるなどのケースは、水道修理業者へ依頼するタイミングです。

また、便器より奥の排水管や屋外の排水マスに原因が潜むケースもあります。ラバーカップなどで改善しない、原因を特定できない場合も水道修理業者に依頼する目安になります。特に、賃貸住宅では、許可を得ずに便器の取り外しや大がかりな作業を進めず、まず管理会社または大家へ連絡しましょう。

水道修理業者を選ぶ際に確認したいポイント

トイレの詰まりを水道修理業者へ頼む前に、指定の有無だけでなく、費用の説明、対応エリア、作業時間の見通しを確認します。また、複数の情報を見比べ、作業前の疑問点を解消する姿勢が大切です。

ここでは、水道修理業者を選ぶ前に確認したいポイントを項目ごとに見ていきましょう。

水道局指定工事店かどうか

一般に水道局指定工事店と呼ばれる「指定給水装置工事事業者」は、水道事業者から給水装置工事を行う事業者として指定を受けています。指定の有無は各自治体や水道事業者が公開する一覧、または水道修理業者の公式ホームページで確認してみてください。

あわせて、対応実績なども含めて確認しておくと、より安心です。

費用

依頼前に、基本料金、出張料金、作業料金、部品代、便器の取り外し費用などの内訳を確認します。電話で聞いた金額だけで判断せず、現地確認後の見積もりを受け取り、追加作業が発生する条件も確認してみてください。

なお、さが水道職人では、修理箇所の状態や設備環境によって金額が変動し、最終的な金額は現地確認後の見積もりで確定します。詳しい料金体系はさが水道職人の料金一覧ページをご確認ください。

対応エリア

まず、自宅が対応エリアに含まれているか、公式ホームページや電話で確認します。また、県内対応と書かれていても、山間部や一部地域では到着まで時間を要するため、住所を伝えて訪問できるかを事前に確かめておくと安心です。

修理にかかる時間

軽い詰まりの除去と、便器の取り外しや排水管の高圧洗浄を伴う作業では、必要な時間が異なります。まず、受付の段階で症状、流した物、水位、試した対処法を伝え、点検と作業にかかる時間の目安を確認してみてください。

また、作業中に別の原因が判明すると、時間が想定より延びるケースもあります。もし、予定より大がかりな作業が必要になった場合は、再度、内容と見積もりの説明を受け、了承してから進めてもらいましょう。

トイレの詰まりを予防するためにできること

トイレの詰まりを予防するためには、トイレに排泄物とトイレットペーパー以外を流さない習慣が基本となります。

また、「トイレに流せる」と表示された掃除用シートでも、一度に多量を流さず、製品表示に従ってください。おむつ、生理用品、ティッシュペーパー、ペット用の砂などはごみとして処分します。もし、トイレットペーパーを多く使った場合は数回に分けて流し、便器の近くに小物を置かないこともポイントです。

トイレの詰まりならさが水道職人へ

トイレの流れが悪い場合は、何度も洗浄せず、断水や止水栓、タンク内部の状態を確認します。また、軽い詰まりではラバーカップなどを試せますが、固形物を落とした、複数回試しても改善しないなどの状態では自身での無理な作業を控えましょう。

さが水道職人は、水道局指定工事店として佐賀県内のトイレの詰まりや水漏れに対応しています。365日24時間、お問い合わせを受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

監修者

監修者の写真

マネージャー

髙城 俊介

《略歴》

水回りのトラブル対応を年間700件ほど行っている水回りトラブル解決のエキスパートです。
水回りの緊急メンテナンス業界で7年業務に従事し様々なトラブルの対応を行っており、お客様からの信頼厚く会社随一のリピート率を誇る。
佐賀県で水回りのトラブルにお困りまでしたらさが水道職人にお任せください。

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