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水のコラム

トイレタンクの水漏れ修理のやり方とは?箇所別に解説

2024年06月28日 トイレのトラブル


トイレタンクの水漏れは、日常生活に大きな支障をきたす厄介なトラブルです。原因を特定し、適切に対処することが求められます。

この記事では、トイレタンクの構造や水漏れの原因、修理方法、そして業者選びのポイントについて詳しく解説します。早急に修理を行うための基本知識を身につけ、トイレのトラブルを未然に防ぎましょう。


目次


トイレタンクの構造


日々の生活に欠かせない水回りの設備の1つがトイレタンクです。構造を理解することは、万が一の水漏れ発生に慌てないためにも大切です。

ここでは、主要な部品とその役割を見ていきましょう。


ボールタップ


ボールタップは、中心部に位置する部品です。主にタンク内の水位を制御する役割を果たしています。この部品は、浮き玉とそれを支える棒から構成され、内部の水の量を感知することで、適切な水位を維持します。水位が低くなると、給水管を通じて水が供給され、水位が設定値に達すると供給を停止するといった仕組みです。

この自動的な水位調整機能により、トイレの動きが支えられており、水漏れの原因となる過剰な水の流入を防ぐことにも貢献しています。


オーバーフロー管


オーバーフロー管は、中央部に位置する重要な安全機能を担っている部品です。この部品の主な役割は、タンク内の水が過剰に溜まった際に、便器へと水が漏れ出ることを防ぐことです。具体的には、給水の異常が発生し、水位が通常よりも上昇した場合、オーバーフロー管を通じて余分な水が便器へと流れます。これにより、床への水漏れや他の部分の破損を防ぐことが可能です。

タンクに印された「WL」はウォーターライン(水位線)を示し、これが正常な水位を表しています。水位がこの線から大きく外れている場合は、何らかの問題が存在する可能性があるため、早急にチェックしましょう。


フロートバルブ


フロートバルブは、効率的な水管理を支える部品です。通常、このバルブはタンクの底部に設置されており、レバー操作によってタンク内の水の流出を制御します。具体的には、フロートバルブはゴム製の部品で構成され、レバーに繋がる鎖を通じて動作するといった仕組みです。普段はこのバルブがタンク底の排水弁を塞ぎ、水漏れを防いでいます。

しかし、レバーが操作されると、バルブは開き、タンク内の水が便器に流れ出す仕組みになっています。この部品の故障や不具合は、トイレの水漏れや不完全な水流に直接影響を与えるため、定期的な点検と必要に応じて交換するようにしましょう。


止水栓


止水栓は、安全とメンテナンスに欠かせない部品です。主にタンクへの水の供給を制御する役割を担い、給水管に直接接続されています。この栓を締めることにより、タンクへの水の流入を完全に停止させることが可能です。とくに、水漏れが発生した際には、止水栓を閉じることが最初の応急処置となるでしょう。

栓を閉じることで、修理作業中の水漏れを防ぎ、さらなる損害を防止することができるため、トイレのトラブルに迅速に対応するための重要な部品です。


こちらの記事ではトイレのタンクから水漏れが発生した場合、自分で直す方法について解説しています。あわせてご覧ください。


トイレからチョロチョロと水漏れする場合はどうする?自分で直す方法を紹介


トイレが水漏れした際にまずやるべきこと


水漏れは、小さな問題が大きな損害につながる前に早急な対応が求められます。とくにトイレの水漏れは、放置すると床が水浸しになるだけでなく、建物全体に損害を及ぼす可能性があります。

ここでは、トイレから水漏れを発見した際に、すぐに行うべき行動を見ていきましょう。


止水栓を止める


水漏れを発見した際には、まず止水栓を閉めることが最優先事項です。止水栓は、水の供給をコントロールするための装置であり、多くの場合、便器の後ろや床に設置されています。止水栓を見つけたら、手で触れて右に回すことで水の流れを停止できます。これにより、水漏れがさらに広がるのを防ぎましょう。

もし止水栓が固くて手では動かせない場合は、マイナスドライバーを使用できます。ただし、ドライバーを使用する際は、止水栓を傷つけないように注意し、力を入れ過ぎないようにしてください。止水栓を閉めた後は、タオルや雑巾で水漏れしている箇所の水を拭き取り、追加の被害を防ぎましょう。


電源を抜く


止水栓を閉めた後にやるべきことは、電源を抜くことです。ウォシュレットなどの電気を使用する設備が備え付けられているトイレでは、この手順は重要です。ウォシュレットの電源コードは、通常、トイレの近くのコンセントに接続されています。水漏れが発生した場合、電源をそのままにしておくと、水と電気が接触して感電事故や火災を引き起こす恐れがあります。

電源を抜く際は、まず手が濡れていないことを確認し、安全を最優先に行動してください。コンセントからプラグを抜くときは、ゴム手袋を着用するなどして安全対策するのも良いでしょう。また、プラグやコンセントが濡れていないかもしっかりとチェックしましょう。

万が一、濡れている場合は、絶縁性の高い材質でプラグを保護しながら抜くことが推奨されます。


濡れた箇所を拭く


止水栓を閉めて電源を抜いた後は、速やかに濡れた箇所を拭き取りましょう。雑巾やタオル、場合によっては吸水性の高い新聞紙を使用してください。床や便器の周りに水が広がっている場合は、バスタオルなどを広げて拡散を防ぎましょう。水漏れによる追加の被害を最小限に抑えるため、汚水が床に浸透する前に、丁寧に水分を吸い取ることが必須です。

また、拭き取り作業は迅速に行うことで、後の清掃が容易になり、カビや臭いの発生も防ぐことができます。


水漏れしている箇所や原因を調べる


応急処置が済んだ後は、水漏れしている箇所や原因を特定しましょう。まず、濡れた箇所を拭き取った後、タンク内部が再び濡れているかを確認してください。フロートバルブや接続部の劣化、ボールタップの不具合など、よくある水漏れの原因を疑ってみると良いでしょう。それぞれの部品を丁寧に観察し、問題が見つかった部分はメモしておくと、後の修理がスムーズに進行します。これらの情報は専門業者にとっても役立つので、可能な限り調べておきましょう。


トイレタンクから水漏れした際の主な原因


トイレタンクからの水漏れは、家庭や施設で発生する一般的な問題です。発生したら原因を特定することが迅速な修理への第一歩となるでしょう。ここでは、主な3つの原因について詳しく見ていきましょう。


部品の不具合


水漏れが発生する主な原因の1つに、内部部品の不具合があります。ボールタップや浮き球といった部品が適切に機能しなくなった場合、トイレからの水の流れをコントロールできず、結果として水漏れが生じるといった不具合です。たとえば、ボールタップの止水弁が破損していると、本来は止まるべき水が止まらず、タンクからの水漏れにつながります。また、浮き球が正常に機能しない場合、水位の自動調整ができず、過剰に水がタンクに供給され続けることがあります。

これらの不具合は、タンク内部を視認または触れることによって確認することができ、浮き球を手動で持ち上げてみることで、問題が解消されるかどうかを簡単にテストすることが可能です。不具合が確認された場合は、部品の交換が必要ですが、これは比較的簡単にDIYで行うことも、専門の業者に依頼することもできるので安心です。


接続部分の劣化


長年の使用により、パッキンやナット、ゴムホースなどの接続部分が劣化し、水漏れが発生することがあります。これらの部品は消耗品であり、経年劣化により硬化やひび割れが生じることが多いです。とくに、給水管とタンクを接続する部分やウォシュレットの給水ホースのつなぎ目は、水漏れの原因となりやすい箇所です。

劣化が原因で水漏れが発生している場合、まずはレンチを使用してナットを締め直しておきましょう。これにより、一時的に水漏れを止めることができますが、根本的な解決にはならないことが多いため、早めに部品の交換を検討する必要があります。ナットが空回りしたり、締めても水漏れが止まらない場合は、パイプやナット自体が破損している可能性があります。このような場合、新しい部品を用意して交換することが必要ですが、自力での修理が難しい場合は専門の業者に依頼するのが安心です。


本体のひび割れ


多くのものが陶器製であるため、衝撃や力が加わることでひび割れを起こすことがあります。ひび割れ部分からの水漏れは、見た目には小さなひびでも、内部に水が浸透し続けることで大きな問題に発展します。ひび割れを放置すると、時間とともにひびが広がり、水漏れが悪化するだけでなく、タンク全体の強度も低下してしまうでしょう。

ひび割れが見つかった場合、速やかに対処しましょう。小さなひび割れであれば、防水パテやコーキング材を使って一時的に修復することも可能ですが、これはあくまで応急処置に過ぎません。多くのメーカーはこのような修理方法を推奨しておらず、安全上の問題も考慮すると、最終的にはタンク全体の交換が必要になることが多いです。


トイレタンクの水漏れを修理する方法


トイレタンクからの水漏れは、一般的に起こりうる問題ですが、修理方法は水漏れの原因によって異なります。原因を特定した上で、適切な修理方法を選びましょう。一般的には、ボールタップ、フロートバルブ、オーバーフロー管、接狙部分のいずれかが原因で水漏れが起こることが多いです。

ここでは、それぞれの修理方法を詳しく解説します。


ボールタップが原因の場合


ボールタップが水漏れの原因である場合、部品の交換によって解決されます。ボールタップはタンク内で水位を調整する役割を果たしており、劣化や不具合が水漏れを引き起こすことがあります。この部品の劣化による水漏れは、パッキンの損耗やボールタップ自体の破損によるものが一般的です。

修理の第一歩として、タンク内部のボールタップと接続されているパーツを点検し、パッキンやシールが痛んでいないか確認します。このパッキンが劣化していると、水がタンクから逃げてしまいます。パッキンの交換だけで問題が解決する場合もありますが、ボールタップ自体が破損している場合は、新しいボールタップに交換しておくことがおすすめです。

また、ボールタップの浮き球が不適切に設置されている場合や、タンク内の障害物によって正常に機能しないこともあります。たとえば、タンク内に誤って入れられた物が浮き球の動きを妨げ、適切な水位の維持ができない場合がそれです。これを解決するには、タンク内を清掃し、浮き球が自由に動けるようにする必要があります。

修理は一見単純な作業に見えますが、正確な診断と適切な手順を踏むことが重要です。もし自身での修理が不安な場合は、プロの水道業者に依頼しましょう。


フロートバルブが原因の場合


フロートバルブの不具合は、水漏れの一般的な原因です。このバルブはタンク内の水位を制御するためのもので、水位が設定値に達すると水の流入を停止させます。しかし、フロートバルブが破損したり、その動きが妨げられたりすると、適切に機能しなくなり、水漏れや絶え間ない水流の原因となってしまいます。

水漏れが発生した場合、まずはタンク内のフロートバルブと接続されている部品を点検し、鎖や接続アームに異常がないか確認しましょう。鎖が絡まっている場合やフロートバルブが排水弁から外れている場合は、これらを適切に調整または再取り付けることで問題が解決することが多いです。また、フロートバルブと排水口の間に異物が挟まっている場合は、異物を取り除くことで水漏れが止まることがあります。

フロートバルブの物理的な劣化も一般的な問題です。ゴムやプラスチック部品が水に長時間さらされることで硬化または破損するため、定期的な交換が推奨されます。交換は比較的簡単で、交換部品を購入し、基本的な工具を使用して自分で行うことができます。

ただし、フロートバルブの交換時には、タンク内部のクリーニングを行い、同時に他の消耗品も点検することが望ましいです。もし自信がない場合や、適切な部品の選定に不安がある場合は、大きな問題になる前に水道設備の専門業者に依頼しましょう。


オーバーフロー管が原因の場合


内部には、オーバーフロー管と呼ばれる重要な部品があり、水位が高くなり過ぎた場合に余分な水を排出する役割を果たしています。しかし、このオーバーフロー管に亀裂が入ったり、取り付け部分が正しくない場合、水漏れの原因となってしまいます。とくに古いタンクでは、オーバーフロー管が劣化や物理的な損傷を受けやすいため、定期的な点検が必要です。

水漏れを発見した際は、まずタンクの蓋を開けてオーバーフロー管の状態を確認し、亀裂や損傷がないか視覚的にチェックしましょう。もし管に明らかなダメージが見られる場合は、新しい管に交換する必要があります。ただし、オーバーフロー管の交換は専門的な知識を要する作業であり、正しい長さや口径の管を選ぶことが重要です。

交換手順としては、まずタンク内の水を抜き、損傷したオーバーフロー管を取り外します。その後、適切なサイズと型の新しい管を取り付けます。

この作業は精密さを要するため、自信がない場合や適切な工具がない場合は、プロの水道修理業者に依頼することを検討しましょう。


接続部分が原因の場合


しばしば接続部分の不具合によって水漏れが引き起こされます。

給水管の接続部やタンク内の継ぎ目からの微小な漏れは、見逃されがちですが、放置すると大きな問題に発展する可能性があります。接続部分の水漏れを確実に修理するには、まずはその原因を正確に診断することが重要です。

多くの場合、パッキンやワッシャーの劣化が水漏れの直接的な原因です。これらの部品は、水の圧力や時間の経過により自然と劣化し、その結果として微細な隙間から水が漏れ始めます。修理を行う際は、まず給水管とタンクを繋ぐ接続部分のナットを緩め、古いパッキンを取り外しましょう。この作業は、適切な工具を使用し、タンクや管に過度の力が加わらないよう注意深く行う必要があります。

新しいパッキンに交換する際は、オリジナルのものと同じサイズや材質を選ぶことが肝心です。適切なパッキンを装着した後、ナットを元の位置に戻してしっかりと締めます。全ての接続部分において、適切な締め付けが重要です。締め過ぎは部品を損傷する原因となり、緩すぎると水漏れを解消できません。

修理後は、水を再び通水して、修理箇所周辺に漏れがないかを慎重に確認します。新しいパッキンが正しく機能しているか、また接続部が完全に密閉されているかを確かめるため、数回フラッシュして圧力をかけ、目で見て確認しましょう。これにより、修理が成功したかどうかを確実に判断できます。


個人でトイレタンクの水漏れ修理が難しい場合は業者に依頼する


トイレタンクの水漏れは、見た目以上に複雑な問題を含むことが多く、個人での修理が困難なケースがあります。とくに、タンク内部の構造が複雑である場合や、特殊な工具が必要な場合は、専門の知識と技術を持つプロに依頼するのが賢明です。

業者に修理を依頼する最大のメリットは、迅速かつ正確に問題を診断し、適切な修理を行ってくれることです。また、修理後の保証が得られるため、将来的な同様の問題にも迅速に対応できる安心感があります。


修理の費用は必要な設備投資として考えると、結果的に長期的なコスト削減にもつながります。自分で修理を試みることによるリスクを避け、専門業者に依頼することで、トイレの問題を確実に解決しましょう。


トイレタンク修理の費用


トイレタンクの水漏れ修理にかかる費用は、修理の範囲や部品の種類によって異なります。一般的な費用の目安は以下の通りです。


































作業内容 作業料金(税込み)
タンク内部品交換(タンク脱着なし) 8,000〜15,000円
タンク内部品交換(タンク脱着あり) 12,000〜18,000円
トイレタンク交換(内部金具含む) 15,000〜20,000円
止水栓交換 8,000〜14,000円
ボールタップ交換 8,000〜14,000円
ゴムフロート交換 8,000〜14,000円


これらの費用はあくまで基本的な目安であり、修理に必要な作業の複雑さや、部品の品質、業者の技術料によって変動する場合があります。また、地域によっても修理費用には違いが見られるため、複数の業者から見積もりを取ることが推奨されます。


「高すぎる」と感じた場合には、他の業者の見積もりも比較検討して、適正価格での修理を心がけましょう。自宅の状況に応じて、必要な修理内容とその費用を把握し、適切な業者選びを行うことが大切です。


トイレタンクの水漏れ修理で保険を利用できる場合がある


トイレタンクの水漏れ修理について、保険を利用できる場合があります。火災保険に「水濡れ補償」を付帯している場合は、水漏れによる損害が補償の対象となることが多いです。この補償は、給排水設備の事故による水漏れが原因で生じた住宅や家財の損害をカバーします。

ただし、注意すべき点は、保険が適用されるのは「水漏れによる損害」であり、修理そのものの費用ではないことです。保険会社によっては補償条件や金額に細かな規定があるため、具体的な補償内容を確認するためには、加入している保険会社に問い合わせましょう。


トイレタンクの水漏れ修理業者を選ぶ際のポイント


トイレタンクの水漏れ修理を業者に依頼する際、信頼できる業者を選びたいものです。適切な業者を選ぶことで、修理が迅速かつ確実に行われ、トラブルを未然に防ぐことができます。以下のポイントを参考にして、適切な業者を選びましょう。



  1. 1.対応エリアを確認する

  2. 2.年中無休で対応可能な業者を選ぶ

  3. 3.修理費用が相場内か確認する

  4. 4.事前に見積もりを出してくれる業者を選ぶ

  5. 5.水道局指定工事店に依頼する

  6. 6.施工実績を確認する

  7. 7.アフターサービスが充実している業者を選ぶ


ポイント①対応エリアを確認する


まず確認すべきは修理業者の対応エリアです。自宅が業者の対応範囲内にあるかどうかは、迅速な対応と修理費用に直結します。とくに緊急の場合、地元の業者を選ぶことで早急に対応してもらえるため、水漏れの被害を最小限に抑えることが可能です。

また、出張料がかからない地元の業者を選ぶことは、全体の修理費用を抑える上でも賢明な選択です。対応エリアは業者のウェブサイトで確認できますが、不明な点があれば直接問い合わせて確認することをおすすめします。


ポイント②年中無休で対応可能な業者を選ぶ


トイレのトラブルは予期せぬ時に起こり得るため、年中無休で対応可能な業者を選びたいものです。とくに夜間や早朝、祝日に水漏れが発生した場合、迅速に対応してもらえる業者であれば、トラブルの影響を最小限に抑えられます。

24時間365日体制で対応しているかを確認し、深夜や休日の割増料金が適用されるかどうかも前もって調べておくと安心です。このように、いつでも対応可能な業者を選ぶことで、いざという時も安心して修理を依頼できます。


ポイント③修理費用が相場内か確認する


水漏れの修理費用が相場内であるかを確認することは、トイレタンクの水漏れ修理業者を選ぶ際の重要なポイントです。料金が公開されているかどうかも業者選びの基準となるでしょう。トイレのパッキンの交換修理費用は8,000〜12,000円程度ですが、地域や業者によって異なります。

とくに、深夜や早朝、休日に修理を依頼する場合は割増料金が発生することが多いため、これらの費用も含めて事前に確認しておきましょう。料金が不透明な業者や、予想外に高い料金を請求する業者には注意し、複数の業者を比較して適正価格で信頼できる業者を選ぶことが望ましいです。


ポイント④事前に見積もりを出してくれる業者を選ぶ


信頼できる業者は、修理を開始する前に詳細な見積もりを出し、その内容についてしっかりと説明してくれます。これにより、予期せぬ費用が発生するリスクを避けられます。また、修理途中で追加の問題が発見された場合にも、作業を進める前に追加料金についての承認を求めることが一般的です。そのため、作業開始前に明確な見積もりを提供する業者を選ぶことは、透明性と信頼性を確保するために不可欠です。


ポイント⑤水道局指定工事店に依頼する


トイレタンクの修理は可能な限り、水道局指定工事店に依頼するようにしましょう。水道局指定工事店は、水道局が定める基準を満たした施工能力を有する業者です。これにより、水漏れ修理やその他の水回りトラブルに関して、法令に基づいた適切な施工が保証されます。また、この認定を受けた業者は、一定の技術基準と運営基準をクリアしているため、安心して依頼できるというメリットがあります。

万が一施工後に問題が生じた場合でも、正規のルートでのクレーム対応や再修理が期待できるため、トラブル後のフォローも期待できて安心です。


ポイント⑥施工実績を確認する


トイレタンクの修理業者を選ぶ際、施工実績の確認は不可欠です。長年の実績がある業者は、多くのケースに対応してきた証拠であり、その経験は高品質なサービスを提供する保証とも言えるでしょう。業者のホームページやパンフレットで施工例を確認し、具体的な修理内容や成功事例を見ることができます。これにより、その業者が自分の問題を解決できるかどうか、具体的なイメージが湧きやすいです。

また、実際の顧客の声や評価を参考にするのも良いでしょう。これらの情報から、信頼できる業者を見極められます。


ポイント⑦アフターサービスが充実している業者を選ぶ


トイレ修理を依頼する際、アフターサービスが充実している業者を選ぶことは大切です。修理後に再発するトラブルや、他の部分の不具合が発生する場合があります。充実したアフターサービスを提供する業者であれば、こうした問題に対しても速やかに対応してくれるため、安心して修理を任せられます。

とくに、アフターフォローの詳細な条件や有効期間を公開している業者は信頼性が高いと言えるでしょう。選ぶ際には、業者がアフターフォローをどの程度提供しているかを確認し、不明点があれば直接問い合わせてみると良いでしょう。


トイレタンクの水漏れを放置するリスク


トイレタンクの水漏れは、ただ不快な状況を作るだけでなく、さまざまなリスクを伴います。ここでは、水漏れを放置するリスクを見ていきましょう。


水漏れが悪化する


トイレタンクからの水漏れを見過ごすことは、家庭内のさまざまな問題を招きます。最も顕著なリスクは、水漏れが悪化し続けることです。初期の段階では小さな漏れであっても、放置することで水の流出は増え、タンクの構造部分への損傷が進行します。これが原因で、修理に必要な費用と作業の範囲が大幅に増加する可能性があります。

また、水漏れが他の配管システムにも影響を与え、さらに大きな水害へとつながるケースも考えられるでしょう。早めの対策が、後々の大きなトラブルと高額な修理費用を避けるためには必要不可欠です。


水道料金が上昇する


トイレタンクの水漏れを放置すると、水道料金が予想以上に高くなることがあります。たとえば、わずかな漏れも24時間絶え間なく続けば、月末には驚くほどの水の無駄使いにつながります。実際、1滴の水漏れが1日に数百リットルに達することも珍しくありません。このように小さな水漏れが大きな水道代の増加を引き起こすため、早急な修理が経済的な解決策となるでしょう。


カビやダニが繁殖する


トイレタンクの水漏れを放置すると、カビやダニが繁殖するリスクが高まります。とくに湿度が高い場所では、カビは迅速に成長し、健康に害を及ぼす可能性があります。カビの胞子は空気中に浮遊し、呼吸器系の問題やアレルギー反応を引き起こすことがあるので無視できません。

さらに、ダニも同様に増殖し、その死骸や排泄物がアレルゲンとなり得るため、アトピー性皮膚炎や喘息の悪化を招くこともあるので注意が必要です。


近隣に被害が及ぶ可能性がある


トイレタンクからの水漏れを見過ごすと、階下や隣接する部屋にも被害が及ぶ可能性があります。集合住宅では、水漏れによる浸水が階下の住居にダメージを与え、修理費用や損害賠償問題に発展することもあるので注意しましょう。

また、水分が壁や床に長時間浸透していると、構造へのダメージが進行し、修復が困難になることもあります。このため、トイレの水漏れは発見次第、迅速に対処し、必要であれば近隣住民にも情報を共有しましょう。こうすることで、より大きなトラブルへの発展を防げます。


賃貸のトイレで水漏れした場合の対処法


賃貸物件でトイレの水漏れが発生した際、気持ちが慌ててしまうかもしれませんが、適切な対応を速やかに行うことが重要です。ここでは、取るべき行動を詳しく見ていきましょう。


応急処置を行う


このような状況では、迅速な応急処置が重要です。具体的には、止水栓を閉めて水の流れを止めることが最初に取るべき行動です。止水栓は、トイレタンクの後ろや側面に位置していることが多く、通常、手動で簡単に閉じることができます。

次に、電源を抜きましょう。ウォシュレットのような電子機器が付いているトイレでは、水漏れによる漏電のリスクを避けるために、プラグをコンセントから抜く必要があります。さらに、水漏れによって床が濡れている場合は、タオルやキッチンペーパーでしっかりと拭き取り、二次的な水害や滑りを防ぎます。これらの応急処置は、後の修理作業が安全に、かつ効果的に行えるよう準備するために不可欠です。


賃貸契約書を確認する


賃貸契約書には、水漏れを含む設備トラブルに対する具体的な対応が記載されていることが多く、この書類の内容を理解し遵守することが重要です。契約書に記載されている指示に従い、問題発生時には速やかに管理会社や大家に報告することが基本とされています。また、契約書で設備の修理責任が借主にあると明記されている場合は、自ら修理業者を手配し、費用を負担することが求められることもあります。自己判断で修理を進める前に、必ず契約書を確認し、適切な手続きを踏むことが、余計なトラブルを避ける上で大切です。


自力で直せるか確認する


応急処置を行った後、水漏れの程度が軽ければ、自力で修理できるかを確認しましょう。たとえば、給水管から少量の水が漏れている場合は、パッキンの交換など簡単な修繕で解決することがあります。このような軽度な水漏れは、賃貸契約書に基づき借主が負担することも多いです。修理方法は、パッキン交換や接続部の締め直しなどが考えられます。ただし、自己判断での修理が難しい場合や、被害が大きい場合は無理をせず、速やかに管理会社や大家さんに連絡してください。自分で修理を行う際には、トラブルを避けるために賃貸契約書の内容を確認し、必要な場合は管理会社に相談することをおすすめします。


管理会社へ連絡する


トイレタンクから水漏れが発生した場合、自力での修理が難しいと判断されることもあります。このような状況では、賃貸契約の内容を確認し、修理を自分で行うことが適切ではないと思われる場合は、迅速に管理会社へ連絡しましょう。連絡時には、水漏れの発見時期、位置、損傷の程度など、詳細を伝えることが重要です。この情報を正確に提供することで、管理会社は迅速に適切な対策を施すことができます。また、多くの管理会社は修理業者を手配してくれるため、事故の拡大を防ぐためにも、早急に連絡することが推奨されます。


自分で修理できない場合は業者を頼りましょう


いかがでしたでしょうか。今回はトイレタンクの水漏れ修理について解説しました。トイレタンクの構造や水漏れの原因、修理方法、さらに修理業者の選び方まで詳細に説明しました。トイレタンクの水漏れは、小さな問題でも放置すると大きな被害に繋がることが多いです。自己修理が難しい場合は、専門の業者に依頼することが最善です。また、修理費用や保険の活用についても事前に確認しておくことで、トラブル発生時に迅速に対応できます。水漏れ対策を万全にして、快適なトイレ環境を維持しましょう。


さが水道職人では、水道局指定店としてトイレタンクの水漏れ修理など、水回りに関するさまざまなトラブルに対応しています。24時間365日受付・ご訪問を行っているので、急なトラブルの際にも、お気軽にご連絡ください。



監修者

監修者の写真

主任

髙城 俊介

《略歴》

水回りのトラブル対応を年間700件ほど行っている水回りトラブル解決のエキスパートです。
水回りの緊急メンテナンス業界で7年業務に従事し様々なトラブルの対応を行っており、お客様からの信頼厚く会社随一のリピート率を誇る。
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